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梅錦山川㈱社員によるブログです。
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Updated   
2009.12.29 (Tue)
今日紹介する映画はこれ!

高倉健さん、松田優作さんなど日本のスターが出演して話題を集めたハリウッドのアクション大作です。

日本のヤクザ(佐藤)を演じた松田優作さんはこれが惜しくも遺作となってしまいましたが、その最後の名演は圧巻です!特に初登場シーンの目力(めぢから)は凄すぎます(汗)。

メガホンを取ったのは「エイリアン」「ブレードランナー」など独自の映像美で知られる、あのリドリー・スコット監督です♪
大阪の街をここまでカッコよくエキゾチックに撮れる監督は他にいないと思います。いい意味で大阪に見えません(笑)

さて、この映画でも主人公達がお酒を飲むシーンが何ヵ所かあります。

中でも印象的なのが、クラブのような店で日本の刑事を演じる高倉健さんと、アメリカの刑事が酒を飲んで歌うシーン。
これがきっかけで両者の距離が短くなります。
(健さんはこの時かわいいカクテルを飲んでますが、これはギャグなんでしょうか?)

それからクライマックスの松田優作さんが指を詰めてヤクザの親分と杯を交わすシーンです。
こんな使われ方もあるんですね(^o^;

この映画のタイトル「ブラック・レイン」とは、原爆投下や空襲によって起こる煤混じりの雨の事を指してるそうです。
作中、若山富三郎さん演じるヤクザの親分が、「アメリカが戦後日本人にもたらした個人主義が、義理人情の価値観を持たない佐藤のようなアウトローを生んだ」とアメリカの刑事に語るシーンがあります。
それが正しいのかどうかは別として、アメリカ人がこういった脚本を書くのが面白いです(笑)

それからこの作品、外国映画でよく見られる「おかしな日本像」はそんなにありません。これはアメリカと日本のスタッフがいい仕事をした結果だと思います。

たま~に変な日本語を話したり、おかしなシーンはありますが、それはご愛顧という事で(笑)
(うどんやそばが頻繁に出てきますが、「ブレードランナー」もそうでしたがリドリー・スコット監督は東洋=ヌードルなんでしょうか・笑)

そして最後になりますが、やはりこの映画はなんと言っても松田優作さんです。撮影の時点ですでに癌を告知されており、病をおしての演技だったそうですが、その圧倒的な存在感は他の俳優さんを完全に食ってます(汗)

このあと、ロバート・デ・ニーロから共演のオファーがあったり、これから世界へ羽ばたく俳優さんだっただけに残念です。

まぁ、何はともあれ観てない方は、日本が舞台のハリウッド映画として必見の一本です!

★今日の映画:
「ブラック・レイン」(1989年・アメリカ)…監督/リドリー・スコット、キャスト/マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、松田優作、高倉健、若山富三郎、内田裕也ほか
★今日のお供:
「語り尽くせど飲みあきない」…やっぱり会話って大事ですよね♪お燗でじっくり語りながら楽しんで頂きたい、お手頃価格の純米吟醸酒です。

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Updated   
2009.12.28 (Mon)
今回、この「男はつらいよ」の2作品を観て思ったのは、やはりこの映画には今の日本人が置き忘れた何かがたくさんあるという事でした。

そして、このシリーズの最大の魅力はやはり旅の楽しさと懐かしさ、人と人との繋がりだと思います。

私が昔買った本で「巨匠たちの映画術」というのがあります。スピルバーグやコッポラ、黒澤明監督など総勢16人もの監督の映画の作り方、こだわりなどを紹介してる本で、映画好きな方にはおすすめの一冊です(笑)

その中に山田洋次監督の記述もありましたので今回改めて再読してみました。その中にこう書かれています。

■旅の楽しさをどう表現するか。
・旅情を喚起するテクニック
(1)「主観」と「客観」の旅情を喚起するテクニック。二つのショットで旅の高揚感を高める。
(2)いろいろな乗り物を登場させて旅のムードを盛り上げる。
(3)地名や地図を入れて、見る人を旅に参加させる。(4)方言を入れるとローカル色が生きる。
(5)ズーム・アウトを使って解放感ある広い画を作る。(6)ラストシーンで、明日への希望を暗示させる。
・旅情を描くには通過者の視点で撮る。
■懐かしさをどう表現するか?
・山や川、木や町…。風景カットが郷愁を誘う。
・日本を"内地"としてとらえると映像はどうなるか?(1)冷静な異邦人の視点が、"ふるさと"の表現を強調する。
(2)"点景"を入れると風景が生きてくる。
(3)花を植えてのどかで美しい風景を作る。
(4)水の風景に人の営みを加える。
(5)鐘がゴーンと鳴り、からすがカアカア鳴くわけ。
と、ありました。内容は抜粋しますが、面白いので興味のある方は是非一度読んでみて下さい(笑)

参考:「巨匠たちの映画術」西村雄一郎著(発行所:株式会社キネマ旬報社)

かつて監督の山田洋次さんはインタビューで、「『男はつらいよ』シリーズは、いつ終わるのですか?」と聞かれた時に、「お客さんが寅さんを必要としなくなる時でしょう」と答えたそうです。

残念ながら渥美清さんの死という形で幕を降ろしてしまったこの作品ですが、もし今まだ渥美さんがご健在だったら、どうなってるんでしょうか?きっとまだまだ続いていると信じたいです。

そうだった時にやはり寅さんには画面の中で暴れまわり、日本酒を飲んでていただきたいものです。

久々に寅さんを観ましたが、やっぱりこのシリーズは面白いです!これを機会に他の作品も観て、また書かせていだだこうと思います♪

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Updated   
2009.12.28 (Mon)
次に観たのは「男はつらいよ・寅次郎の縁談」。

舞台は香川県の小さな島、琴島。マドンナは松坂慶子さんです。内容はこんな感じ。東京で就職活動をする、寅さんの甥・満男。しかし片っ端から落ちてしまい、挙げ句の果て父親と喧嘩、家出をしてしまいます。行き着いた香川県の島で働く満男はやがて島の女の子と恋に落ちてしまいます。それを聞いた寅さんは満男を連れ戻すため、琴島に向かうのですが、島の女性(松坂慶子)に恋してしまい、ミイラ取りがミイラになってしまうといったお話です(笑)

心配する両親のもとに満男から「ままかり」が届いて居場所が分かるという、なんとも親にやさしい家出です(笑)

1993年制作、シリーズ第45作目の作品ですが、見た感想はやはり渥美清さんが元気ないのが画面から伝わってきます。もうこの頃から体調がかなり悪かったんでしょうか。
まわりの役者さんも年齢を重ね、シリーズ初期の勢いがありません。

それからなんといっても一番ショックだったのが、この作品には寅さんが日本酒を飲むシーンがないんです!
お酒を飲んでるシーンはあるのですが、日本酒を飲んでません。前半にある宴会の場面でも縁側に日本酒の瓶らしき物は置かれてるんですが、寅さんはマドンナにビールを注ぎます(涙)
これも時代の流れなんでしょうか…。食卓から日本酒が消えてます(涙)

そう思って観てたらやっと最後に日本酒が出てくるシーンがありました。寅さんの義理の弟(前田吟)がタコ社長(太宰久雄)に徳利で日本酒を注いでました!良かった~♪でもやっぱり寅さんが飲むシーンがないのは悲しいです(涙)

そして、気になる寅さんと満男、二人の恋の結末ですが…。ぜひとも映画を観てみて下さい。最後は少しじ~んときました(笑)

*この作品の中で同じ松竹映画の「釣りバカ日誌」の西田敏行さんがチョイ役で出てます。ほんの数秒ですので見逃す方もいるかも(笑)

★今日の映画:
「男はつらいよ・寅次郎の縁談」(1993年・日本)…監督/山田洋次、キャスト/渥美清、松坂慶子、前田吟、倍賞千恵子、吉岡秀隆ほか
★今日のお供:「秀逸」…「瀬戸内の料理に合うお酒を」と杜氏が追及した結果できたお酒がこれ!酒造好適米・山田錦を50%まで磨いた大吟醸のお酒に、あえて糖を入れることで瀬戸内の料理にピッタリのお酒が実現しました。甘口ですので女性にオススメ。ご贈答にも。

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