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2026.06.12 (Fri)
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2009.12.28 (Mon)
2009.12.28 (Mon)
今回、この「男はつらいよ」の2作品を観て思ったのは、やはりこの映画には今の日本人が置き忘れた何かがたくさんあるという事でした。
そして、このシリーズの最大の魅力はやはり旅の楽しさと懐かしさ、人と人との繋がりだと思います。
私が昔買った本で「巨匠たちの映画術」というのがあります。スピルバーグやコッポラ、黒澤明監督など総勢16人もの監督の映画の作り方、こだわりなどを紹介してる本で、映画好きな方にはおすすめの一冊です(笑)
その中に山田洋次監督の記述もありましたので今回改めて再読してみました。その中にこう書かれています。
■旅の楽しさをどう表現するか。
・旅情を喚起するテクニック
(1)「主観」と「客観」の旅情を喚起するテクニック。二つのショットで旅の高揚感を高める。
(2)いろいろな乗り物を登場させて旅のムードを盛り上げる。
(3)地名や地図を入れて、見る人を旅に参加させる。(4)方言を入れるとローカル色が生きる。
(5)ズーム・アウトを使って解放感ある広い画を作る。(6)ラストシーンで、明日への希望を暗示させる。
・旅情を描くには通過者の視点で撮る。
■懐かしさをどう表現するか?
・山や川、木や町…。風景カットが郷愁を誘う。
・日本を"内地"としてとらえると映像はどうなるか?(1)冷静な異邦人の視点が、"ふるさと"の表現を強調する。
(2)"点景"を入れると風景が生きてくる。
(3)花を植えてのどかで美しい風景を作る。
(4)水の風景に人の営みを加える。
(5)鐘がゴーンと鳴り、からすがカアカア鳴くわけ。
と、ありました。内容は抜粋しますが、面白いので興味のある方は是非一度読んでみて下さい(笑)
参考:「巨匠たちの映画術」西村雄一郎著(発行所:株式会社キネマ旬報社)
かつて監督の山田洋次さんはインタビューで、「『男はつらいよ』シリーズは、いつ終わるのですか?」と聞かれた時に、「お客さんが寅さんを必要としなくなる時でしょう」と答えたそうです。
残念ながら渥美清さんの死という形で幕を降ろしてしまったこの作品ですが、もし今まだ渥美さんがご健在だったら、どうなってるんでしょうか?きっとまだまだ続いていると信じたいです。
そうだった時にやはり寅さんには画面の中で暴れまわり、日本酒を飲んでていただきたいものです。
久々に寅さんを観ましたが、やっぱりこのシリーズは面白いです!これを機会に他の作品も観て、また書かせていだだこうと思います♪
そして、このシリーズの最大の魅力はやはり旅の楽しさと懐かしさ、人と人との繋がりだと思います。
私が昔買った本で「巨匠たちの映画術」というのがあります。スピルバーグやコッポラ、黒澤明監督など総勢16人もの監督の映画の作り方、こだわりなどを紹介してる本で、映画好きな方にはおすすめの一冊です(笑)
その中に山田洋次監督の記述もありましたので今回改めて再読してみました。その中にこう書かれています。
■旅の楽しさをどう表現するか。
・旅情を喚起するテクニック
(1)「主観」と「客観」の旅情を喚起するテクニック。二つのショットで旅の高揚感を高める。
(2)いろいろな乗り物を登場させて旅のムードを盛り上げる。
(3)地名や地図を入れて、見る人を旅に参加させる。(4)方言を入れるとローカル色が生きる。
(5)ズーム・アウトを使って解放感ある広い画を作る。(6)ラストシーンで、明日への希望を暗示させる。
・旅情を描くには通過者の視点で撮る。
■懐かしさをどう表現するか?
・山や川、木や町…。風景カットが郷愁を誘う。
・日本を"内地"としてとらえると映像はどうなるか?(1)冷静な異邦人の視点が、"ふるさと"の表現を強調する。
(2)"点景"を入れると風景が生きてくる。
(3)花を植えてのどかで美しい風景を作る。
(4)水の風景に人の営みを加える。
(5)鐘がゴーンと鳴り、からすがカアカア鳴くわけ。
と、ありました。内容は抜粋しますが、面白いので興味のある方は是非一度読んでみて下さい(笑)
参考:「巨匠たちの映画術」西村雄一郎著(発行所:株式会社キネマ旬報社)
かつて監督の山田洋次さんはインタビューで、「『男はつらいよ』シリーズは、いつ終わるのですか?」と聞かれた時に、「お客さんが寅さんを必要としなくなる時でしょう」と答えたそうです。
残念ながら渥美清さんの死という形で幕を降ろしてしまったこの作品ですが、もし今まだ渥美さんがご健在だったら、どうなってるんでしょうか?きっとまだまだ続いていると信じたいです。
そうだった時にやはり寅さんには画面の中で暴れまわり、日本酒を飲んでていただきたいものです。
久々に寅さんを観ましたが、やっぱりこのシリーズは面白いです!これを機会に他の作品も観て、また書かせていだだこうと思います♪
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2009.12.28 (Mon)
2009.12.28 (Mon)
次に観たのは「男はつらいよ・寅次郎の縁談」。
舞台は香川県の小さな島、琴島。マドンナは松坂慶子さんです。内容はこんな感じ。東京で就職活動をする、寅さんの甥・満男。しかし片っ端から落ちてしまい、挙げ句の果て父親と喧嘩、家出をしてしまいます。行き着いた香川県の島で働く満男はやがて島の女の子と恋に落ちてしまいます。それを聞いた寅さんは満男を連れ戻すため、琴島に向かうのですが、島の女性(松坂慶子)に恋してしまい、ミイラ取りがミイラになってしまうといったお話です(笑)
心配する両親のもとに満男から「ままかり」が届いて居場所が分かるという、なんとも親にやさしい家出です(笑)
1993年制作、シリーズ第45作目の作品ですが、見た感想はやはり渥美清さんが元気ないのが画面から伝わってきます。もうこの頃から体調がかなり悪かったんでしょうか。
まわりの役者さんも年齢を重ね、シリーズ初期の勢いがありません。
それからなんといっても一番ショックだったのが、この作品には寅さんが日本酒を飲むシーンがないんです!
お酒を飲んでるシーンはあるのですが、日本酒を飲んでません。前半にある宴会の場面でも縁側に日本酒の瓶らしき物は置かれてるんですが、寅さんはマドンナにビールを注ぎます(涙)
これも時代の流れなんでしょうか…。食卓から日本酒が消えてます(涙)
そう思って観てたらやっと最後に日本酒が出てくるシーンがありました。寅さんの義理の弟(前田吟)がタコ社長(太宰久雄)に徳利で日本酒を注いでました!良かった~♪でもやっぱり寅さんが飲むシーンがないのは悲しいです(涙)
そして、気になる寅さんと満男、二人の恋の結末ですが…。ぜひとも映画を観てみて下さい。最後は少しじ~んときました(笑)
*この作品の中で同じ松竹映画の「釣りバカ日誌」の西田敏行さんがチョイ役で出てます。ほんの数秒ですので見逃す方もいるかも(笑)
★今日の映画:
「男はつらいよ・寅次郎の縁談」(1993年・日本)…監督/山田洋次、キャスト/渥美清、松坂慶子、前田吟、倍賞千恵子、吉岡秀隆ほか
★今日のお供:「秀逸」…「瀬戸内の料理に合うお酒を」と杜氏が追及した結果できたお酒がこれ!酒造好適米・山田錦を50%まで磨いた大吟醸のお酒に、あえて糖を入れることで瀬戸内の料理にピッタリのお酒が実現しました。甘口ですので女性にオススメ。ご贈答にも。
舞台は香川県の小さな島、琴島。マドンナは松坂慶子さんです。内容はこんな感じ。東京で就職活動をする、寅さんの甥・満男。しかし片っ端から落ちてしまい、挙げ句の果て父親と喧嘩、家出をしてしまいます。行き着いた香川県の島で働く満男はやがて島の女の子と恋に落ちてしまいます。それを聞いた寅さんは満男を連れ戻すため、琴島に向かうのですが、島の女性(松坂慶子)に恋してしまい、ミイラ取りがミイラになってしまうといったお話です(笑)
心配する両親のもとに満男から「ままかり」が届いて居場所が分かるという、なんとも親にやさしい家出です(笑)
1993年制作、シリーズ第45作目の作品ですが、見た感想はやはり渥美清さんが元気ないのが画面から伝わってきます。もうこの頃から体調がかなり悪かったんでしょうか。
まわりの役者さんも年齢を重ね、シリーズ初期の勢いがありません。
それからなんといっても一番ショックだったのが、この作品には寅さんが日本酒を飲むシーンがないんです!
お酒を飲んでるシーンはあるのですが、日本酒を飲んでません。前半にある宴会の場面でも縁側に日本酒の瓶らしき物は置かれてるんですが、寅さんはマドンナにビールを注ぎます(涙)
これも時代の流れなんでしょうか…。食卓から日本酒が消えてます(涙)
そう思って観てたらやっと最後に日本酒が出てくるシーンがありました。寅さんの義理の弟(前田吟)がタコ社長(太宰久雄)に徳利で日本酒を注いでました!良かった~♪でもやっぱり寅さんが飲むシーンがないのは悲しいです(涙)
そして、気になる寅さんと満男、二人の恋の結末ですが…。ぜひとも映画を観てみて下さい。最後は少しじ~んときました(笑)
*この作品の中で同じ松竹映画の「釣りバカ日誌」の西田敏行さんがチョイ役で出てます。ほんの数秒ですので見逃す方もいるかも(笑)
★今日の映画:
「男はつらいよ・寅次郎の縁談」(1993年・日本)…監督/山田洋次、キャスト/渥美清、松坂慶子、前田吟、倍賞千恵子、吉岡秀隆ほか
★今日のお供:「秀逸」…「瀬戸内の料理に合うお酒を」と杜氏が追及した結果できたお酒がこれ!酒造好適米・山田錦を50%まで磨いた大吟醸のお酒に、あえて糖を入れることで瀬戸内の料理にピッタリのお酒が実現しました。甘口ですので女性にオススメ。ご贈答にも。
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2009.12.28 (Mon)
2009.12.28 (Mon)
記念すべき第一回目は「男はつらいよ」シリーズです。
このシリーズはやはり何といっても主演の渥美清さんです。
あの独特の個性は一度観たら忘れられず、まさに寅さん=渥美清さんだったと思います。
1996年8月4日にお亡くなりになりましたが、この訃報をテレビのニュースで聞いたのは、私が梅錦に就職の面接に来た日でした。
そんな理由もあり、最初に書くのはこの作品に決めました(笑)
「男はつらいよ」は全部で48作も続いた長寿シリーズですが、開始当初、監督の山田洋次さんは二作しか作る予定がなかったそうです。(実際3作目と4作目は別の監督が撮っていて、本人は原作・脚本にまわっています。)ところがあまりにも人気が出たため、シリーズ化を決め、のちに松竹映画の屋台骨となる人気シリーズになりました。
私は基本、邦画はあまり見ないんで、このシリーズもテレビでやってる時になんとなく観る程度だったんですが、このブログを書くにあたり、初めてレンタルして観てみました!
借りた作品は愛媛県が舞台の「男はつらいよ・寅次郎と殿様」と、お隣の香川県が舞台の「男はつらいよ・寅次郎の縁談」の二作品です。
最初に観たのは「男はつらいよ・寅次郎と殿様」。舞台は愛媛県の松山・大洲。マドンナは真野響子さんです。内容はこんな感じ。大洲城で偶然知り合った老人の家に招待された寅さん。実はこの老人、大洲城の殿様の子孫だという。一緒にお酒を酌み交わして意気投合した二人。やがて殿様は自分の息子が東京で亡くなったこと、その息子には嫁がいたが身分違いと息子を勘当したことを寅さんに話します。今は反省して、せめてその嫁に謝りたいと言う殿様に対し、寅さんは東京に戻りその娘を探すと約束をする…といったお話です。
1977年制作、シリーズ19作目の作品です。序盤に寅さんが大洲の旅館で鮎を食べながら日本酒を飲むシーンがあります。窓の外にはたくさんのホタルが。飲んでるお酒は梅錦でしょうか?(笑)
殿様と寅さんが仲良くなるきっかけもやはりお酒です。ノミニケーションという言葉がありましたが、やっぱりお酒はずーっと昔から人と人とをつないできたんだと思います。
作品の感想を言うと、少し地味~な感じでした。いろんな内容を詰め込み過ぎたせいか、寅さんの恋の話があんまり盛り上がりません(涙)速攻でフラれて可哀想すぎます(笑)
でも殿様や執事とのコミカルなやりとり、「とらや」でのドタバタ劇などは相変わらず面白く、是非とも観ていただきたい一本です。
★今日の映画:
「男はつらいよ・寅次郎と殿様」(1977年・日本)…監督/山田洋次、キャスト/渥美清、真野響子、前田吟、倍賞千恵子、笠智衆、三木のり平、嵐寛寿郎ほか
★今日のお供:
「媛・栄照」…毎日の晩酌にはこれが一番!梅錦の蔵人も一日の仕事が終わった後、毎日これを飲んでます♪
このシリーズはやはり何といっても主演の渥美清さんです。
あの独特の個性は一度観たら忘れられず、まさに寅さん=渥美清さんだったと思います。
1996年8月4日にお亡くなりになりましたが、この訃報をテレビのニュースで聞いたのは、私が梅錦に就職の面接に来た日でした。
そんな理由もあり、最初に書くのはこの作品に決めました(笑)
「男はつらいよ」は全部で48作も続いた長寿シリーズですが、開始当初、監督の山田洋次さんは二作しか作る予定がなかったそうです。(実際3作目と4作目は別の監督が撮っていて、本人は原作・脚本にまわっています。)ところがあまりにも人気が出たため、シリーズ化を決め、のちに松竹映画の屋台骨となる人気シリーズになりました。
私は基本、邦画はあまり見ないんで、このシリーズもテレビでやってる時になんとなく観る程度だったんですが、このブログを書くにあたり、初めてレンタルして観てみました!
借りた作品は愛媛県が舞台の「男はつらいよ・寅次郎と殿様」と、お隣の香川県が舞台の「男はつらいよ・寅次郎の縁談」の二作品です。
最初に観たのは「男はつらいよ・寅次郎と殿様」。舞台は愛媛県の松山・大洲。マドンナは真野響子さんです。内容はこんな感じ。大洲城で偶然知り合った老人の家に招待された寅さん。実はこの老人、大洲城の殿様の子孫だという。一緒にお酒を酌み交わして意気投合した二人。やがて殿様は自分の息子が東京で亡くなったこと、その息子には嫁がいたが身分違いと息子を勘当したことを寅さんに話します。今は反省して、せめてその嫁に謝りたいと言う殿様に対し、寅さんは東京に戻りその娘を探すと約束をする…といったお話です。
1977年制作、シリーズ19作目の作品です。序盤に寅さんが大洲の旅館で鮎を食べながら日本酒を飲むシーンがあります。窓の外にはたくさんのホタルが。飲んでるお酒は梅錦でしょうか?(笑)
殿様と寅さんが仲良くなるきっかけもやはりお酒です。ノミニケーションという言葉がありましたが、やっぱりお酒はずーっと昔から人と人とをつないできたんだと思います。
作品の感想を言うと、少し地味~な感じでした。いろんな内容を詰め込み過ぎたせいか、寅さんの恋の話があんまり盛り上がりません(涙)速攻でフラれて可哀想すぎます(笑)
でも殿様や執事とのコミカルなやりとり、「とらや」でのドタバタ劇などは相変わらず面白く、是非とも観ていただきたい一本です。
★今日の映画:
「男はつらいよ・寅次郎と殿様」(1977年・日本)…監督/山田洋次、キャスト/渥美清、真野響子、前田吟、倍賞千恵子、笠智衆、三木のり平、嵐寛寿郎ほか
★今日のお供:
「媛・栄照」…毎日の晩酌にはこれが一番!梅錦の蔵人も一日の仕事が終わった後、毎日これを飲んでます♪
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