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梅錦山川㈱社員によるブログです。
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2026.06.12 (Fri)
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Updated   
2010.03.19 (Fri)
エールの籠をご覧の皆様、こんにちは(・∀・)


今日紹介するのは四国の徳島県が舞台の映画です♪

徳島と聞くと、まず思い付くのが「阿波踊り」という方が多いのではないでしょうか(笑)
他にも「鳴門海峡」や「鳴門金時」、また「すだち」の産地としても有名ですよね。


四国以外の方はあまりピンと来ないかもしれないですが、徳島の中心部にはこの映画のタイトルになった「眉山(びざん)」という山があります。

どこから見ても眉の姿をしていることからその名前が付けられたとされ、頂上からは徳島市内が一望できます。
天気のいい日は、淡路島や和歌山の紀伊山地も見ることができ、ロープウェイで登れます。


さて、この映画の主人公・咲子(松嶋菜々子)は母子家庭で育ち、その母親・龍子(宮本信子)はかつて徳島一の居酒屋を経営していたという設定です。

よってお酒を飲んでるシーンもたくさん出てきます。

私が特に印象的だったのは、こんなエピソードです。

龍子の居酒屋に新人歌手が大人数でやってきます。
一方、カウンターでは泣きながら龍子に悩みを打ち明ける男性客が…。
それを見た歌手の客はこう言います。

「辛気(しんき)くせえな!人が気持ちよく飲んでんのによ!」

それを聞いた龍子はその席に歩み寄り、こんなやり取りが繰り広げられます。

「この店にガキに飲ませる酒はないよ。あの人がなんで泣いてんのか、あんた知ってるのかい?」

「そんなの知るわけねぇだろ。」

「大の男が泣く時はそれなりの理由があるんだよ。ちょいと鼻歌が売れたぐらいで…、のぼせてんじゃないよ!」

「こんな店で飲んだって酒がまずくなるだけだ。徳島一の店だって言うから来てみれば…、最低の店だな!」

「人の痛みもありがたみも分からない人間の歌なんざ、どうせニセ物に決まってら!」

結局、その歌手はその後「鳴かず飛ばず」で、俳優に転向してもうまくいかなかったそうです。
そしてやっとテレビに出られるようになってから4年後の阿波踊りの日、大きな花束を持って龍子の店にやってきたんだそうです(笑)


この作品は、母子家庭で育った娘と母親の、長い間ねじれていた絆がゆっくりと溶けていく様を綴った作品です。
末期ガンと告知された母親・龍子のため東京から故郷の徳島へと戻った咲子は、死んだと聞かされていた父親の存在を知ります…。

父と母、そして娘…。

クライマックスで盛り上がる「阿波踊り」のシーンは必見です。


「阿波踊り」の熱気を観ながら、冷たく冷やした純米酒を飲んで欲しい…、そんな映画です。。。

★今日の映画:
「眉山」(2007年・日本)…監督/犬童一心、キャスト/松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子ほか
★今日のお供:
「純米生貯」…梅錦オススメ!通年販売の生貯蔵酒です。冷たく冷やしてワイングラスでどうぞ♪



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Updated   
2010.03.14 (Sun)
今日紹介するのはこれ!


アフリカ・モロッコの都市「カサブランカ」が舞台のクラシックの名作です。

まだ戦時中の1942年に公開されたこの作品、太平洋戦争まっただ中の当時のアメリカ兵たちは戦地でこれを観て勇気付けられたそうです。


この映画にはたくさんの名セリフが随所に出てきます。

主人公のリック(ハンフリー・ボガート)が、酒場で酔った女性に対してつれない態度でこんなセリフを言います。

「夕べはどこにいたの?」

「そんな昔のことは覚えてないね」

「今夜会える?」

「そんな先のことは分からない。」


そんなリックが愛する女性イルザ(イングリッド・バーグマン)とパリで甘い時間を過ごすシーンではこんな会話が。

「何を考えているの?」

「1フランの値打ちもないことさ」

「有り金全部はたいても聞きたいわ」

「不思議に思っていたんだ…。君が僕だけのためにいたなんて。」


他にもまだまだありますが、やはりこの映画の一番の名セリフはこれでしょう。


『君の瞳に乾杯。』


ハンフリー・ボガートがイングリッド・バーグマンを見つめながら言うセリフですが、これはあまりにも有名ですね(^^ゞ

こんな事を言われたら女性は嬉しいんでしょうか。
私は一生このセリフを使うことはないでしょう(笑)

しかも映画の中で何度も言ってます(笑)
よほどお気に入りなんでしょうか。乱発はどうかと思いましたが(笑)

しかし何度も言いたくなるのも納得。それほどイングリッド・バーグマンが美しいです。。。
特に潤んだ瞳が印象に残ります。

ただ、そのバーグマンの役柄ですが、男性側から言わせてもらうとチョットずるい気がしました。
二人の男性を愛する役なんですが、どうも『計算高くて身勝手な女性』に見えてしまいます(汗)


さて、この映画ではお酒を飲むシーンがたくさんあります。
中でも私が特に印象的だったのは、ボガートがパリでの思い出にふけりながら、閉店後の酒場で一人飲んでる場面です。
(飲んでる酒はI・W・ハーパーの旧ラベルという説が強いみたい)

バックに流れる主題歌の『As time goes by』も心に響きます。
酒場のピアニスト「サム」もいい味を出してます。
やはり名作映画には「名セリフ」と「音楽」が欠かせませんね♪


ちなみにこの作品、アカデミー賞の「作品賞」・「監督賞」・「脚色賞」を受賞してますが、関係者たちは「脚色賞」を取ったことが不思議だったそうです。
というのもこの映画、脚本がまだ完成していない段階から撮影が開始され、筋書だけ見ながら撮ってたからです。
また、二人の男性と恋愛関係になるバーグマンですが、どちらと結ばれるかさえ決まってなかったそうです。

それが今やハリウッドを代表する名作として、永く愛されてるんですから不思議ですよね(笑)

★今日の映画:
「カサブランカ」(1942年・アメリカ)…監督/マイケル・カーティス、キャスト/ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマンほか
★今日のお供:
「大吟辛口」…ハンフリー・ボガートのかっこ良さと、ちょっと人間臭い大人の演技は、この大吟醸をお供にじっくりとどうぞ♪



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Updated   
2010.03.06 (Sat)
だいぶ暖かくなってきました(o^∀^o)
春はもうすぐそこですね。


ところで皆さんはご存知でしょうか。
あさって(3月8日)は映画の祭典、アカデミー賞授賞式が行われる日なんです。
今年も「アバター」や「ハート・ロッカー」など、どれが選ばれてもおかしくない傑作揃いみたいです♪

昨年の作品賞は「スラムドッグ$ミリオネア」でした。
そして日本からノミネートされた「おくりびと」が外国語映画賞を授賞したのもまだ記憶に新しいです。


今日紹介するのは、その日本が誇る名作『おくりびと』です。

納棺師である主人公の視点をとおして、人間の「生」と「死」を描いた傑作です。

この作品、「死」というテーマを扱ってるんですが、不思議と暗くないです。
本木雅弘さん演じる主人公はもともとチェロ演奏者で、職を失なったあと故郷に戻って納棺師になるといった設定ですが、後半彼が川岸でチェロを弾きながら映し出される様々な「死」の画面は美しくも見えます。

遺族が遺体にかける言葉も様々です。「ありがとう」と語りかける人もいれば、泣きながら「ごめん」という人もいます。
大笑いしながら見送る遺族もいます。


この映画では「死」を「旅立ち」と言ってます。その旅立ちを手伝うのが「おくりびと=納棺師」です。
(アメリカでのタイトルは「Departure」でした。)
火葬場のおじさんは「死は門。次への一歩。」と言います。


また、この映画では人間だけでなく、様々な生き物の「死」が描かれます。
主人公が勤める会社の社長(山崎努さん)はフグの白子を食べながら、こう言います。
「炙って塩をかけて食うのが一番うまい。これも遺体だ。死ぬことを選ばないなら食うしかない。そしてどうせ食うならうまい方がいい。」
(この白子がホント美味しそう!私、白子大好きなんです・笑)

クリスマスにはみんなでスパークリングワインを飲みながらチキンをむしゃくしゃ食べてるシーンもあります。

たしかに我々は食事をするとき遺体に囲まれてますね(汗)


ところで、この映画では日本酒を飲むシーンはありませんでした(汗)
去年、「おくりびと」ってラベルの日本酒が売れてると聞いてた記憶があったんで観たんですが、映画の中で日本酒を飲んでるシーンはありません。
主人公と妻(広末涼子さん)が居酒屋に行きますが、焼酎(?)か何かをお湯で割って飲んでます(汗)
せっかく世界でも認められた映画なのに日本酒が一回も出てこなかったのは残念です。


さて、この映画を観ての感想ですが、我々人間は動植物とも「共生」しているのだと改めて思いました。
そして自分もいずれは死ぬのだと(^^ゞ
ヒトは必ず死んでしまうものですが、残された家族や友人、恋人の中では思い出となって生きていくんでしょう。。。


今日はチョット重たい話になってしまいました(笑)


さて!いよいよ2日後にはアカデミー賞授賞式が開かれます。
今年はどの作品が栄冠に輝くんでしょうか。

★今日の映画:
「おくりびと」(2008年・日本)…監督/滝田洋二郎、キャスト/本木雅弘、広末涼子、山崎努、杉本哲太、峰岸徹ほか
★今日のお供:
「つうの酒」…私がお墓に持っていきたいのはこのお酒♪梅錦を代表する吟醸酒です。



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